導入
前の記事では、
「寝て起きても頭がすっきりしない理由」について書きました。
仕事はできなくはないけれど、
考えがまとまりにくい。
いいアイデアが出そうで出ない。
その背景のひとつが、
脳が休み切れていない状態だという話です。
ここで出てきたのが
デフォルトモードネットワーク(DMN) という考え方。
「じゃあDMNを増やせばいいの?」
そう思うかもしれません。
ただ先に言っておくと、
新しい習慣を完璧にこなす必要はありません。
今回は、
忙しくても・疲れていてもできる
“完璧じゃない人向け”の工夫を3つ紹介します。
結論
DMNは、
「増やそう」と頑張るものではありません。
邪魔しているものを、少し減らすだけで十分です。
工夫①「考えない時間」を作ろうとしない
DMNというと、
- ぼーっとする
- 瞑想する
- 何も考えない
といったイメージを持たれがちです。
でも正直、忙しい人ほど
「考えない時間を作ろう」とすること自体が難しい。
実際にやってみて感じたのは、
考えない時間を作ろうとしなくても、
スマホから少し距離を置くだけで、
意外と“考えない時間”は自然に生まれる
ということでした。
スマホが手元にあると、
無意識に情報を取りに行き、
頭はずっと刺激待ちの状態になります。
逆に、
- 置く場所を決める
- 触らない時間帯を作る
それだけで、
気づいたら何も考えていない時間が増えていました。
「ぼーっとしよう」と頑張るより、
刺激を減らすほうが、脳は休みやすい
と感じています。
工夫②「考えていい時間」を先に決める
寝る前や静かな時間に、
考えごとが止まらなくなることはありませんか?
これは意志が弱いからではなく、
未完了のことを脳が処理しようとしているだけです。
そこで試したのが、
- 紙に書き出す
- 「今日はここまで」と区切る
という、とてもシンプルな方法でした。
実際にやってみて気づいたのは、
自分は「考えたいから考えていた」のではなく、
「忘れるのが不安で考え続けていた」
ということでした。
紙に書き残すと、
- もう忘れない
- あとで見返せる
という安心感が生まれます。
すると不思議なことに、
忘れないように頭の中で
何度も反芻することが減りました。
正直、やってみるまで
自分が“忘れる不安”にとらわれていたことに
気づいていなかったと思います。
工夫③ スマホを「置く場所」を1か所決める
DMNを一番邪魔するのは、
スマホそのものではありません。
いつでも触れる状態です。
- ポケット
- 枕元
- 手の届く位置
にあると、
脳は常に刺激を待つモードになります。
おすすめなのは、
- 家の中で
- 「ここに置く」という定位置を決めること
使うのをやめなくていい。
距離を少し置くだけで、
脳に余白が生まれます。
実際にやってみた感想(正直なところ)
正直、
DMNを意識したからといって
毎日ひらめきが出るわけではありません。
眠い日は眠いし、
頭が重い日は重い。
それでも、
- 考えがまとまりやすくなった
- アイデアが「あとから浮かぶ」ことが増えた
- 冴えない時間が短くなった
そんな変化は感じています。
まとめ 〜頑張らなくていい脳の整え方〜
DMNは、
努力して作るものではありません。
- 考えない時間を無理に作らない
- 考えごとに区切りをつける
- 刺激を少し減らす
それだけで、
脳は勝手に整い始めます。
完璧じゃなくていい。
冴える確率が少し上がれば十分です。
次の記事では、
寝る前に考えすぎてしまう人向けに
ザイガルニック効果を夜に持ち越さない工夫をまとめます。


コメント